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なんかひさびさに中野のお話。

第二力酒蔵とライフの間の道をしばらく進むと、魚屋ひろしというお店があります。


淡い光をたたえている提灯。おっさんが集まる赤提灯とは、一味違った雰囲気です。

店内は、明るすぎず暗すぎずで入りやすい。
10名ほど座れるカウンターと、その奥にテーブルが2つある座敷があります。カウンターでは、常連さんたちが楽しくお酒を楽しんでいます。

割烹でもなく、小料理屋でもなく、でも騒がしいところでもなく、気軽に入れるよい飲み処ですね。

マスターは、まだ若い（たぶん30代）ながらとても気の使えるシト。食べたいものを聞いてくれたうえで、この日に入っている魚を紹介してくれたり。上品で謙虚な人柄なので、安心してお願いすることができます。


秋刀魚とカツオのお刺身。最高に美味しい。秋刀魚ってこんなに香るのかー、とか感じれるくらい美味しい。ツマが大根以外の野菜を取り入れているあたりもマル。


里芋の天ぷら。お店のお馴染みメニューとのこと。食べると里芋の甘みが広が～る。どうしてこんなに甘いのか？と、マスターに尋ねたところ、煮た里芋を揚げているらしい。なるほロケット。これはハマる美味しさです。



カレイの焼きもの。とても丁寧な仕事をされると感心します。ムラなく塩味がきいていて、身がふっくらしていること、このうえなし。



ネギ焼きは、ふたつの風味が楽しめます。しょう油での味付けと、もう一つは忘れますたｗとにかく上品な味付けなので、すっきりした日本酒がすすむすすむ。


「魚屋ひろし」は、マスターの実家が魚屋を営んでいるとのこと。つまり、店名のとおり魚屋にルーツがあるのだ。

魚が食べたくなったら、ファーストチョイスになること間違いなし。この鮮度の料理が800円～（うろ覚え）からとは素晴らしい。中野で、ちょっとゆっくり酒を呑みたい、そんなときに行きたいですな。まぁ、泥酔してても行っちゃうんですけどね。

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